Milk & Water

水で割った牛乳、転じて、毒でもないが薬にもならないもの(またそういう人生)

慣れるのと痛覚は違う、飲み物の秋

きのうはファセンラ(好酸球の値を下げる注射)を打ちに街の大きな病院へ行ってきた。ここ最近は30度くらいまで気温も下がっていて、もう夏の最大値の暑さは来ないのかなーと思っていたけど、36度まで気温が上がった。暑い。暑すぎる。汗も出ないなか喉がひりつく感覚を覚えてなんとか病院につき、水を買って飲む。病院の中にあるコンビニって普通のコンビニよりわくわくする。

無事に採血と注射が終わる。どちらも痛いし針が皮膚に刺さる感覚がなんとも言えずにダメでわたしは採血も注射も苦手だけど、病気がちなせいでされる回数が多くてさすがに慣れた。健康優良児だった小学生のころは予防注射の前日なんてどうにか次の日学校を休むための言い訳を考えていたけど。26歳のわたしは採血のときに「血管が出にくいので何回でも刺しちゃってください!」と言えるし、注射の前日に行きたくないなーと思うこともなくなった。でも痛くないわけじゃない。

採血と診察とファセンラの処置だけだったので、1時間もかからずに病院を後にする。ちょうどいいバスがあったけど、特殊な薬を処方されているため、駅近の処方箋薬局で処方されるか不安で一本バスを見送って薬局へ行く。どうせバスを遅らせたのだから病院の前の回転寿司でお寿司でも食べようかなとか思いながら20分ほどかかり薬を受け取る。やけに回転寿司が空いているなと思ったら、開店前で車が停まっていないだけだった。11時開店らしい。わたしは喫茶店やカフェばかり行くから基本モーニングの時間から通しで営業をしているけど、確かに飲食店って11時オープンか。しょうがないので病院の中へ戻り、水を飲みながらバスが来るのを待つ。入口からほど近いベンチに座っているせいで自動ドアが開くたびに暑い。

10時31分、バスに乗る。10時46分、駅裏に着く。次の電車まで1時間待つ。どこかでお昼を食べるか、カフェチェーンでお茶でもするか……と思い、期間限定のお芋ドリンクが飲みたくなってタリーズに行く。お芋のやつを飲む気しかなかったのだけど、喉が渇いていたこともあり(なにせ本当にこの日は暑かったのだ)金木犀香るオレンジシャリマティーを頼む。のどか渇いててもカフェインって取りたいから、そういうときアイスティーってありがたい。

これは実際に飲んだ写真(こちらあみ子は大学時代の先輩に勧められて読んでいる)。

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結構金木犀の香りがしっかりして、華やかだ。なんなら花の香りとオレンジの風味でちょっと芳香剤っぽさもあるくらい華やかで、苦手な人は苦手かも。わたしは最近のタリーズの商品だとグレープフルーツセパレートティーにはまっていて、毎回それを飲んでいたから覚えていてくれたらしい店員さんが「グレープフルーツセパレートティーがお好きな方は絶対に好きですよ!」と太鼓判を押してくれた。おいしかった。本当に残暑の中で飲むのが一番ありがたいって感じの味。

その後、12時の電車で家まで帰り、京都旅行中の弟から郵送されてきたお土産を受け取る。わたしは大学時代を京都で過ごしたので、今回の旅行にも穴場のカフェや観光地を教えたりした。お土産第一弾は阿闍梨餅と京ばあむ。京ばあむはそんなに好きじゃないけどお土産受けがいい。祖母や親戚にあげてとのことだった。阿闍梨餅は京都のお土産でいま八つ橋より人気があると思う。わたしも帰省のたびに買ってきていた。もちもちの生地も上品なあんこもおいしい。生菓子だから日持ちはしないけど。この日は母もお土産配りのためにはやく帰ってきた。わたしは家用の阿闍梨餅をありがたくいただき、コーヒーと食べた。